







BIZEN Candle 山眠る - Yama nemuru (冬)
草が枯れ木は葉を落とし
静まりかえった冷たい空気に
白い雪の布団をまとい
まだ見ぬ春を想いながら
山は眠る
●Scents
Woody + Smoky
青森ヒバ、ファーニードル、バチパー
●Details
・職人の手によって一つ一つ丁寧に作られた日本の伝統工芸 備前焼
・高品質な天然由来の精油とナチュラルソイワックスにこだわり、身体に有害なものは一切使用せず作られた100%植物性のビーガンアロマキャンドル
・和精油(吉野ヒノキ、青森ヒバ)をベースに調香されたオリジナルの四季の香り
・新鮮さを保つために少量ずつ、手作業で蝋を注いでいるハンドメイド商品
・キャンドルとして使い終えた後も再利用できるサステナブルな容器
・米袋のパッケージでお届けします
サイズ:W約7cm x H約7cm
燃焼時間:約40時間
※ 備前焼は職人の手によって一つ一つ丁寧に作られており、釉薬を使用せず焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されるため、すべて色、形、模様が異なります。量産品には見られない、斑点や、かすれ、濃淡、形のたわみなどが見られる場合がございますが、これらも手仕事の個性として一期一会の出会いを楽しんでください。
焼き物の世界では、焼成過程で土に含まれる鉄分や釉薬、灰が反応して生まれる模様を「景色」と呼びます。室町時代、焼き物の本家である中国では精緻で完璧な作品が良いとされ、色や形の不揃いや歪み、偶然窯の中で発生した「窯変」と呼ばれる予期せぬ色や色むらに価値を置くことはありませんでした。一方、日本では茶人達を中心にそのような不完全さと偶然性の中に唯一無二の美を見出し、作品ごとの表情の違いを「景色」として楽しんだことから今に伝わりました。
そんなかつての茶人から伝わる日本独自の美意識からインスピレーションを受け、gokan studioは、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られた焼き色と柄の異なる4種類の備前焼と、日本人に馴染みのあるヒノキやヒバを中心にオリジナルで調香した4種類の香りとを掛けあわせることで、日本のクラフトマンシップとともに四季折々に表情を変える日本の美しい自然を感じられる、そんなアロマキャンドルをつくりました。
備前焼がもつ唯一無二の「景色」に、移ろいゆく四季の「景色」を重ね見るように
古くから伝わる日本の美に思いを馳せながら、観、聴き、香り、味わい、触れ、
ほっと心和むひとときを。
What is Bizen-yaki?
備前焼は、岡山県南東部の備前市を中心に生産され、日本六古窯の中で約千年もの最も古い歴史をもち、日本を代表する焼き物として知られています。
1982年には国の伝統的工芸品にも指定された備前焼は、釉薬(素焼きの陶磁器の表面に塗る薬品)を使わず、絵付けもしないという究極にシンプルな焼き物。その魅力は、土そのものの味わいを生かした飾り気のない素朴さであり、その奥ゆかしい美しさは茶道の「わび・さび」の精神に通ずると茶人たちに認められ、桃山時代には茶道具として多くの人に愛用されました。
良質な陶土で一点ずつ成形し、乾燥させたのち、1200度以上の高温でじっくりと約2週間前後かけて焼き締め、土の性質や、窯への詰め方、窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されるため、一つとして色、形、模様が同じものは無い。まさに土と炎と人の出会いによって生み出される芸術です。











